「表面のぴょんぴょんハネる髪が気になる!!」
これをお悩みの方は結構多いと思います。
変えていきましょう。
〜この記事を書いた人〜
cee aoyama 代表 岡島正樹 美容師歴17年
5000人以上のくせ毛のお客様と向き合ってきた経験と、都心で培ったセンスを駆使し、
マンツーマン施術にてお客様のお悩みを解決中。
酸性ストレート、丸みのある縮毛矯正、ストカール技術を得意とします。
髪の表面がチリチリする原因
ダメージの場合
伸びかけの毛と、切れ毛の部分の、クセかダメージのどちらかなわけですが、、。
”表面と毛先の髪”
というのはとても傷みやすい部分です。
表面に関しては、1番物理的な影響を受けやすいからです。
- 紫外線
- 摩擦
ですね。
そして、そのダメージしやすい所に、ヘアカラーやストレートアイロンなどのダメージも重なり、さらにダメージしていきます。
ダメージを受けて、穴ぼこが出来た髪の毛は、凹みができて、折れ曲がったりします。
あとは短い伸びかけの毛が静電気で立ち上がります。
それがハネるのです。
毛先に関しては
- 切り口があるから
- 履歴がたくさんあるから
ですね。
そして、
毛先とは別に、襟足の部分の髪の毛も
枕とこすれやすいのと、乾きにくく半乾きで寝てしまう事が多いので、摩擦の影響は受けやすく、ダメージしている場合が多いです。
クセの場合
『くせ毛ってもっとうねるんじゃないの?』
『私は他はストレートだからくせ毛じゃないの』
って思いますよね。
実際は、ほとんどの場合においてクセです。
髪は、10万本あり、ストレートの毛とくせ毛が混在しているのです。
(ちなみに完全にクセのない日本人は全体の2割くらいです)
特に細めの髪質のかたに多く感じますが、髪は軽さがあると、下に落ちないのでふわーっと、持ち上がります。
これを抑えるには、根本的にというのはなかなか難しく、物理的に何かを加えるしかありません。
髪の表面のチリチリが傷みなのかクセなのか判断する方法
カラーや縮毛矯正やその類をしていなければ、日常生活でのご自身の扱いでチリチリすることはほぼありません。
隠れくせ毛の可能性が高いでしょう。
カラーもハイトーンや白髪染めを高頻度でやっていなければ傷みが原因の可能性は低いでしょう。
そこに毎日高い温度のヘアアイロンでスタイリングをしているなどが入ってくるとなおさらです。
頭頂部の方はチリチリしていないのに毛先の方だけチリチリしている場合は傷みの可能性が出てきます。
今までなかったのに、、
ここ数年で表面にチリチリが出始めたというお声もよく聞きます。
くせ毛は先天的なものと後天的なものがありますのでいきなり出てきたりもします。
チリチリを無くす対策
ほとんどの場合で縮毛矯正でなくせます。
「縮毛矯正って、そんなに天然パーマとかくせ毛じゃないけど?」
ほとんどの女性がそう感じると思います。
縮毛矯正って名前がいかついので縮毛のひとしかやるもんじゃないと思われがちです。
実際そのイメージを払拭するために、
- トリートメントストレート
- 髪質改善ストレート
- 酸性ストレート
などなどネーミングを変えてメニューが出てきましたが、
全てパーマ液が入っており、それにアイロンを入れて固定させている、同じメニューです。
薬剤の強さや多少種類は違いますが、大きく分けると同じなんですね。
あとはカットの仕方です。
美容師さんは、表面の髪は根元〜中間はすかない(量を減らさない)事です。そこに毛先が出来ると、どうしてもハネやすくなります。
矯正する場合は、髪の毛の根本と毛先の薬剤は変えて、適切なアプローチすることが大事です。
一本の髪でも、根本と中間と毛先は条件が違います。
そしてトリートメントや処理剤。
ただ手触りを良くするためコーティングすればいいってものではありません。
メーカーやディーラーのいうことを全て鵜呑みにせず、成分や効果的な使い方を自分で勉強して、試して経過観察したものが本物です。
そこではじめて、自信を持ってお客様に提供しましょう。
お客様はダメージの可能性を考慮して、
- 紫外線を防ぐ。
紫外線防止スプレー、ハットをかぶる、
日傘をさす。 - 摩擦を防ぐ。髪をまとめる時は、濡れたり湿った状態でまとめない。
ゴムを外す時は優しく外す。 - 熱を当てすぎない。
毎日アイロン等の高温を当てるのでしたら、一度きれいに矯正してあげた方が、結果的にダメージは少なく済みます。矯正はダメージを伴う施術なので、もちろん的確な知識や技術が必要になります。
岡島の縮毛矯正施術例
全て仕上がりはハンドドライです♪仕上げにオイルなど付けていません。
その他、縮毛矯正の施術事例はこちらよりどうぞ♪
縮毛矯正をショート、ボブ、ロングで内巻きに。自然な髪質改善ストレートなら岡島まで。
全体のくせは気にならない場合は、表面だけゆるく矯正してあげるという選択肢もあります。
あまり強いお薬で施術しない事が大事です。
「縮毛矯正は傷むからいやだ」
「真っ直ぐなりすぎるからいや」
お客様はそうお考えですが、毎日くるくるドライヤーやアイロンで傷ませるよりダメージは抑えられますし、
シャキンとしない自然な矯正は可能です。
髪質改善で髪のチリチリは直るの?
いまや市民権を得た髪質改善って言葉。
髪質改善が何かというとツヤ髪メニューの総称で、
- 縮毛矯正
- 酸熱トリートメント
- トリートメント
あたりのツヤを出すメニューの総称になり、施術者によりメニューが全く異なってくるメニューです。
ここで縮毛矯正をチョイスしてくれたら良いのですが、その他メニューなら、、、
髪のチリチリにサロントリートメントは効果なし!
サロントリートメントや酸熱トリートメントと呼ばれるものは、
- 一定期間ツヤや手触りを良くする(擬似キューティクル)
- ダメージを予防する(疎水性にする)
- ヘアオイルを乗りやすくする(疎水性にする)
- 1ヶ月ほどクセを緩和する(酸熱トリートメントでイミン結合の付与)
- 特に意味なし
施術者によりますがこのどれかになります。
髪がチリチリする原因はダメージかクセのどちらかです。
これらを緩和させるには髪のS-S結合という強い結合をいじらなければ、長期的には解消できません。(酸熱トリートメントで数日の緩和ならできるかも)
サロントリートメントの類は、チリチリになる前の予防や、矯正した後の質感キープに有効なアプローチとなります。
静電気、湿気対策
静電気は乾燥により、くせ毛の広がりは湿気による膨張で起こります。
適度に保湿してくれて必要以上の湿気はシャットダウンしてくれるものが必要です。
湿気によるクセを多少緩和させることはホームケアで可能です。
詳しくはこちらです。
ブローを覚える(練習する)
斜め上からドライヤーの風を当てて、
毛先が内に収まるように、
髪が毛先に向かって同じ方向に向かうように、
じっくりと風を当てていきます。
詳しい解説はこちらへどうぞ。
美容師と電器屋によるおすすめドライヤーとメンテナンスとブローのやり方。
(初めのほうはドライヤーのオススメですので興味のない方は飛ばしてください)
これが出来れば、雨の日以外はなんとかなります。
しかし雨の日はどうしても湿気で負けてしまいます。
髪のチリチリを抑えるスタイリング剤
結論からお伝えすると、多少なり固まるスタイリング剤でないとホワホワしている毛を抑えるのは難しいです。
プチプラスタイリング剤で比較してみました!
エルジューダ ポイントケアスティック、プリュスオー、マトメージュなどを比較しています。
ストレートでツヤ髪系ならこちらの動画をぜひご覧ください。
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他には、
・クセを活かしながらチリチリを抑えるならジェルを使います。
・ストレートでチリチリを抑えるならアイロンかブローしてかたまりすぎないハードスプレーでキープする。(おすすめはN.のスプレーの5番)
他にも気になる事があればLINE@にてご質問ください♪