昔の自分は、サロントリートメントは必要ないと思っていました。すぐに効果がなくなるし、死滅細胞の髪に何をしても意味はない、と。
じっさいそれは、知識と経験不足と技術不足でした。
正しく学ぶと、確かに髪を健康毛に戻すことはできませんが、擬似的に強く結合させて健康毛に近づける事は可能で、更なるダメージを抑制させる事は十分に可能です。
無数にあるトリートメントから本当に髪を短期的にも長期的にも良くしてくれるもの。そんなものを選別していますし、まだまだ探し続けています。ぜひお試しください。
オラプレックス(ジマレイン酸)配合トリートメントカラーorパーマ
https://olaplex.jp/
いま日本でケアブリーチと呼ばれるものが存在していますが、
それの基本となるものはこのジマレイン酸という成分です。
なんらかの薬剤アプローチで髪の結合を切り離す時、このジマレイン酸が入っているとそれを繋ぎ止めてくれる役割になります。
例えばカラーと組み合わせるなら、カラー剤の中に混ぜるのと、流した後にまたつけてあげて5分放置するだけで髪のダメージは軽減されます。
実感はしづらいですが、例えばブリーチに入れた時入れない時で4回ほど検証してみると、
入れない方はボロボロになり切れますが、入れた方は強度を保ったままになります。
1650円 お時間は+5分です。
資生堂サロンソリューション サブリミック
カルシウムイオンを取り除き、ごわつきを改善するトリートメント。
ヒドロキシエチルウレアという尿素の力で硬くなった髪をしなやかにします。
資生堂公式
成分うんぬんよりも、大手メーカーが出しているサロントリートメントの中で、実感として強い。
5ステップのトリートメントで、手触りを圧倒的に良くします。
5500円 お時間は+20分です。
オリジナル髪質改善トリートメント
レブリン酸を主体とした髪の水分量を増やすトリートメントです。
髪の中にある水分は自由水と結合水というものがあります。
結合水はもともと5%ほど、自由水は7%ほど存在しているのが通常状態ですが、ダメージするにつれて結合水は減っていきます。
結合水が減ると、自由水の出入りが過剰になり、自由水が髪の成分の流出を促すのを助長するので、ダメージは加速していきます。
- 濡らすと増えて乾かすと消えるものが自由水。(いわゆる一般的な認識の水分)
- タンパク質に強く結合しているので乾かしても存在するのが結合水。(凍ることもなく蒸発もしない水分)
結合水は自然に生活していても増えることはありませんが、人工的に増やすことは可能で、その役割を担うのがレブリン酸となります。
レブリン酸が効果的に働くように調整されて、かつ毛に結びやすい活性ケラチンタンパク質を入れて、健康毛に近づけるトリートメントです。
7700円ロング料金9900円 お時間は+40分です。
よろしくお願いします。