くせ毛のかたに縮毛矯正でショートにしたり、様々な選択肢を得てもらうことを目標にしています。その中にはもちろんクセ毛を活かすというパターンも。
いわゆるドライヤーで熱を当てて乾かすっていうのはストレートヘアに向いていますが、くせ毛を活かすなら、クセを伸ばさずに逆にクセを最大限出す必要があります。
くせ毛は水と馴染みやすいタンパク質と馴染みにくいタンパク質が不均一に配列されています。
湿気を吸ったり吐いたりで髪が膨張して安定しません。
乾く過程で水が飛びすぎないように蓋をして乾かすと、クセが最大限に出た状態で着地するので湿度で振り回されることがありません。
クセを活かすことは初めは簡単ではありませんが、慣れたら同じことをするだけです。
ポイントは水分量を足すことと、閉じ込める膜を張ることです。
- 濡らす
- 適したスタイリング剤を付ける
- 高熱や強風を当てないようにしながら乾かす。
極端な話、これだけです。
くせ毛のかたは大体の場合、うねりもですがそれよりも、チリチリする毛が気になるんですよね。→
髪の表面のチリチリ(傷み)の原因と対策
うねりを活かすだけなら正直難しくないんですが、チリチリする捻転毛というクセの部分が多ければ多いほど活かすのが難しくなります。
でも、それもコツを覚えれば難しくありません。
髪を濡らす
ショートのかたなら、洗面台かお風呂で全部濡らしてしまったほうが早いのですが、ミディアム以上のかたはそれだと時間がかかると思うので、水スプレーか寝癖なおしスプレー的なのがあると良いです。
おすすめの水スプレー
適したスタイリング剤を付ける
カーリーヘア、くせ毛に適したオイル
オーセンティックオイル
イチ押しオイルです。
これのためにこの記事を書いていると言っても過言ではありません。
一日中しっとり感が続くので安心。
みんなハチのあたりが広がる場合が多いので、、めくって中の方にもつけてあげてください。
インカオイル(ホホバオイル)
コスパがいいのと、香りが強くないので、万人に使えそうです。
N.ポリッシュオイル
夕方くらいになると少し乾くので広がりを抑制する効果はそんなに強くないです。
ジョンソンベビーオイル
カーリーヘア、くせ毛に適したバーム、ワックス
バーム
2年前くらいからバームでスタイリングが流行っていますが、普通に乾かしただけだと、広がりやすくツヤの出にくいくせ毛のスタイリングこそバームが向いています。
ただ、先程のオーセンティックオイルが優秀なので、それがあればバームは必須ではありません。
よりしっとりさせたい方に向いています。
こちらはリンクオリジナルメーカーズ ヘアバーム。
レモングラス系の香りがかなり良いです。質感はかなりしっとり。
軟毛の方はミリのクリームバターが良いです。多少重くなりにくいです。
バームはアマゾンになかったのでリンク無しです。
ぜひ気になる方はググってみてください。
ヴァセリン
コスパならヴァセリンですね。髪につけるのは少し抵抗がありますが、特に問題はありません。ちょっとベタつくかもですが。
ミルボンテクスチュアクレイ
ワックスってパサつくというか、硬い質感になるものが多いのですが、これはしっとりツヤを出しながら、ソフトにスタイリングできます。
エアリー&イージー
くせ毛を活かすジェル
ギャッツビー
ロレッタ
カーリーヘア、くせ毛に適したムース
ムースは使いやすいのですが、ハードムースはパリパリになってしまうのでダメです。
以前は資生堂のライトムースを使用していて調子がよかったのですが、もしかしたら廃盤になってしまったかもしれません。
他メーカーでもライトムースと表記されているものなら良さそうです。
よいのがあればむしろ教えてください。
くせ毛に適したシャンプートリートメント
くせ毛の方は水分を保てる所と保てない所が不均一です。
シャンプートリートメントだけでくせ毛の悩みが解消できるとは思いませんが、ミニマルは刺激性や保湿力などの観点からくせ毛の方にもおすすめです。
引き続き追記していきます。
くせ毛を活かすドライヤー
ダイソンならデュフューザーも付いてきて、低温で乾かせるので一番おすすめです。
レプロナイザーも同じくらいしますが、パサつかない仕上がりになります。
ただ5万円くらいするので、中価格帯でしたら、復元ドライヤーは温度低めで程よく乾くのでなかなか良いです。
リファもしっとり仕上がると評判が良く、ナノケアも高評価。
最近の家電はかなり優秀です。
ちなみに安いのでも全然問題ないです。
付加価値はないですが、風も強く温度も熱すぎないのはこちら。
高温や熱風を当てないように乾かす
デュフューザー
デュフューザーはクセを活かしたりパーマを出したりカーリーヘアの必須アイテム!
最近のは大体のドライヤーの太さに付くようになっているので助かります。
デュフューザーを使った乾かし方の注意点
バサバサって髪をバラシながら風を当てる方が乾くのは早いのですが、
それをするとまとまりがない仕上がりになります。
なるべく髪を触らないようにしながら乾かしていきましょう。
ある程度しっかり乾いてからなら、めくって頭皮に風を送るようにしても全体がバサバサに仕上がりません。
軟毛くせ毛のパターン
濡らした状態でオイルかエアリー&イージーのワックスをつけて、デュフューザーで乾かす。
ボリュームを出したい所(主にトップ)をつまみあげた状態でデュフューザーを当てると、その状態で形が作れます。
硬毛くせ毛のパターン
濡らした状態でオイルをつけて、バームをつけて、デュフューザーで乾かす。
広がってボリューミーになるパターンが多いので、めくってはちまわりなど、根本付近もしっかりスタイリング剤をつけます。
まとめ
基本はクセを出す感じにして、たまに気分を変えたくなったらカールアイロンかストレートアイロンでガッツリスタイリングする。それくらいの頻度なら、熱でのダメージはそこまで蓄積しません。
そういう場合は湿気に負けるので晴れの日がいいですね。
カーリーヘアはスタイリング剤が必須です。
色々と試してみてご自身に合ったスタイリングを探してみてください。
自分らしいヘアスタイルに出会えることを応援しています。
くせ毛の方のお役に立つチャンネルです!
左上のアイコンからぜひチャンネル登録よろしくお願いします🙇♂️