年齢とともに気になっていく、
細毛化、薄毛化。
男性だけではありません。
知っているのと知らないのでは大きく未来が変わると思うので、今日は勉強していってくださいね♪
脱毛の種類
牽引性脱毛症
一番身近な脱毛症
ずっと結んでいると起こる脱毛症です。
脱毛症というか、ずっと引っ張られることで、生え方が上向き(後ろ向き)になり、徐々に生え際が細毛になり、気づいたら生え際が広くなっている状態です。
前髪含め、ずっと強く結んでいる人は、高確率で生え際が広くなっています。
円形脱毛症
自己免疫疾患の一つです。
人は本来、体内に異物が侵入しようとした時にそれを防御し、攻撃するためにアレルギー反応として炎症などが起こります。
それが体が勘違いして、
疲れやストレスやなんらかの原因により、正常な組織を攻撃してしまう疾患がこれです。
ほとんどのものが一定期間を経る事でなくなります。
原因を特定するのが難しいので、ネットの情報などではなく専門医に相談しましょう。
びまん性脱毛症
ピンポイントではなく、まんべんなく細く、薄くなっていく症状です。
女性に多いパターンで、原因は特定できませんが、多いのが、加齢による女性ホルモンの減少です。
美容クリニックなどにかかるとホルモン治療がメインになってきます。
ホルモン系が原因のものは、即効性を求めると、どうしても医療系に頼る形になり、そこそこ高額になります(月2〜3万円)。
内服で増やすパターンは、体毛も濃くなるというおまけも付いてくるパターンも。
なのでやはりまずは、生活習慣の改善。
例えば大豆食品に含まれるイソフラボンには女性ホルモンのエストロゲンに似てる働きがあるといいます。
効果は薄いらしいのですが、ないよりは期待できます。
小さなことの積み重ねが大きな結果になります。
運動による血行促進や睡眠や生活習慣を見直すことからスタートです。
脂漏性脱毛症
過剰な皮脂が頭皮環境を悪化させて、髪の発育を阻害することです。
ただ、日本人の場合、洗わなすぎの人って少ないんです。
一日一回シャンプーして、きちんと乾かしていれば問題ありません。
昔は1週間に一度だった時代もあったようです。
過剰な洗浄により皮脂が過剰分泌しているパターンが多く、そして乾かさないことで頭皮に細菌が繁殖し、炎症を起こしたりもします。
適度な洗浄力のものを選び(美容師や医師に選んでもらい)ドライヤーで乾かす事を習慣つけましょう。
粃糠性(ひこうせい)脱毛症
脂漏性と症状が似ていますが、フケをともないます。
対策は同じです。
どちらも、汚れているからと思って強く頭皮をこすって洗浄する事は避けて、あくまで頭皮のマッサージは優しく行うようにしましょう。
カラーやパーマは頭皮に対して影響はないのか。
カラーリングやパーマのアルカリや過酸化水素は頭皮や毛根に対して多少のダメージがあります。
なので、基本的にはベタ付けはせずに塗った方が無難です。
白髪染めになると根本までしっかり染めたいので、てんこ盛りに頭皮にためて塗り、長時間放置するところが多いと思いますが、
白髪染めのお薬自体が刺激が強いのではなく、その方法に問題があります。
自分で染めるにしても15分以上は置かず、プロに任せるにしても詳しい人に頼みましょう。
自分でできる対策
活性酸素除去
すべての体の異常や老化の8割は活性酸素が原因という説もあるくらい。
活性酸素が増える原因
- 睡眠不足や疲労
- ストレス
- 紫外線
- 電磁波
- 嗜好品
- タバコ、アルコール
- 大気汚染
などです。
全て当てはまる方は要注意ですよ〜。
活性酸素とは、酸化力の強い酸素のことです。
少しは必要なものですが、これが増えすぎると、どんどん老化していってしまいます。
一説によると、老化や病気の80%くらいの原因になるという説もあるくらいです。
ストレスや大気汚染などは、なかなか意識だけで避けるのは難しいこと。
できることからやって(辞めて)いきましょう
抗酸化食品(SOD)
具体的にはトマトやブロッコリースプラウトやポリフェノール食品、あとは一部のキノコによく含まれているエルゴチオネイン。
例えばぶどうなんかでも、皮に多く含まれているのでワインを飲むなら白より圧倒的に赤ワインの方が、アンチエイジング効果があるということになります。
あとはサプリなんかもたくさん出ているみたいなので、検索してみてください。
僕はなるべくスーパーの食品でなんとかしたい派ですが、、。
内側からは抗酸化食品。
髪の毛には抗酸化成分のあるトリートメント(お店により様々)。
あとはお菓子やお酒、インスタント食品はほどほどに♪
アンチエイジングは、まずはここから始めましょう。
胃腸の働きを整える
胃腸の働きが良くないと栄養の吸収率が落ちたり、血行が悪くなったり、免疫力が落ちます。
習慣として、ヨーグルトを毎日たべることや、
胃腸が弱い人はエビオス錠や強力わかもとが有効です。
高須院長の息子さんもエビオス錠を飲んでると言ってました。
髪にいい食べ物
結局バランスよくというのは間違いないし、それだけでオッケーというのはないのですが、
中でも大事なのはタンパク質と亜鉛です。
亜鉛は食材だけで摂取するのが難しい場合はサプリがおすすめです。
簡単で安いです。
睡眠の質、時間
寝る前1時間は電子機器(ブルーライト)から離れましょう。
ブルーライトを見ていると交感神経が優位になります。
- 交感神経=活動=浅く早い呼吸
- 副交感神経=リラックス=深くゆっくりした呼吸
呼吸をコントロールすることで神経もコントロールできますので、
寝る前は呼吸を深く、ゆっくりにすることを意識します。
ストレッチしながらだとなおよいですね。
それから睡眠に入るとかなり深い、質の高い眠りに入れます。
あとは細かく寝ないこと。
深い睡眠と浅い睡眠が交互に訪れますが、どちらも経由しなければ、体と頭、両方回復しません。
まとめて6時間以上は寝れるようにしましょう。
髪は血の余り
血行促進は、人間の体において全てに、
控えめに言って最強です。
「長生きしたけりゃふくらはぎを揉みなさい」という本がベストセラーになるくらいで、第2の心臓と呼ばれるふくらはぎをお風呂で揉んであげたり、
ストレッチしたりすることは体にも髪にも栄養を行き渡らせる行為なので、ぜひ習慣にしてみてください。
まとめ
人は習慣でのみ作られています。
髪にいいことはすなわち体によく、体にいいことは髪にいいです。
習慣を作るコツは、何かとセットにすること。
歯磨きは、ご飯を食べたあとか、寝る前とセットですよね。
意思だけで続けるのは難しいので、何かとセットにしてみてください。
何かを始めるコツは、何かをやめること。
一日でできることなんて限られています。
何かを得れば何かを失うし、何かを失えば何かを得ます。
やめることも考えましょう。
そこの基礎ができてから、サプリ。
サプリでの改善が難しければ、医療です。
生え際に常に負担がかからないように気をつけましょう♪