本日ご紹介させていただくお客様は、ツイッターで探し出してくれたご新規のお客様です♪
紗倉まなちゃんの髪型にしたいとの事です。
オーダーはこちら。
今はまなちゃんは他の美容室に通われていますが、ショートボブはどの形でも僕の得意技です(о´∀`о)
before
毛先ブリーチ3.4回、毎日アイロンを入れているとの事です。
乾かなくて大変だからバッサリいきたいとのことです。
髪が乾かない理由
–ダメージ毛であればあるほど、
髪は水を吸う性質になります–
特にブリーチ毛はとっても水と仲良しです。
その時点でかなり乾きにくいですが、
そういった髪は総じて広がります。
その広がりを抑えるためにヘアオイルをつけて、その油分があるから乾かない。
そのスパイラルに入り込んでしまいます。
ビビリ毛の修正はある程度可能な場合もありますが、このダメージによる乾きにくさは治りません。
それが大変でしたら、切りましょう^ ^。
しかし今回の場合は切ってもまだ毛先にブリーチ部分が残るので、そこはアイロンでスタイリングする事をご相談の上決定、そしてレクチャーです。
after
後頭部に丸みがあり、前から見たら下に重みの溜まらない、スタイリッシュなショートボブ。
いかがでしょうか?
ショートボブ得意です。
たぶん、カットで1番練習したスタイルだから。
〜〜〜
アシスタント卒業目前の時期、100人カットの課題がありました。
その時付き合っていた美容師スタイリストの彼女がいました。
その子は少し面長の顔立ちのショートボブの女の子でした。
僕は彼女を店に呼び、カットモデルになってもらいました。
そしてカットの途中、、。
「こっちの高さが違う」
「もっと丸くしてほしい」
真面目で、人のために厳しくできる彼女は、正直に僕にダメ出しをくれました。
とにかく全然上手く切れませんでした。
自分の彼女の髪を上手く切れないもどかしさ。
その彼女に指摘される悔しさ。
それから人形を取り出してはそのスタイルをひたすら切り続けました。
すると、技術が上を向くっていうことは、ひたすら疑問と検証の繰り返しなんだと気づきました。
やがて上手く切れるようになりました。
でも彼女の髪を切る事はもうありませんでした。
色々あって、その彼女とはその数週間後に別れが訪れましたから。
最後のとき僕は、
「また髪、切らせてね」
そう告げました。
そんな時はおとずれないと、気付いていながら。
…..
重い!!wwww
半年くらいのお付き合いだったけど、もちろんいい思い出ですよ♪
さ、ぜひ誰か切らせてください(о´∀`о)