縮毛矯正毛にデジタルパーマを(同時に)かける上でのリスク管理

本日もブログよりご来店のお客様にご協力いただきました。

before

after

ブログよりご来店いただけるのは、とっっても嬉しい事です^ ^

ハンドドライだけで、毛先は少しカールして、根元はクセが伸びた仕上がりになっていますね♪

さて、
縮毛矯正毛に、デジタルパーマをかけるというのはとても難しい技術です。

ということで今回は細かくご説明していきたいと思います。

他店での施術は何を使っているか分からない。

縮毛矯正も難しい技術です。
強いお薬で無差別にかけたり、
アイロンを必要以上にあててしまうと、
髪の体力が10→6で済むところを、
10→3にしたりも普通にありえます。
担当者により著しく結果が変わります。

これを完璧に、触診と視診だけで判断するのはきわめて難しいでしょう。

そんな不確定な毛先にパーマ液をつける事がまずリスクです。

逆にいえば、自分しか触っていない髪なら判断がつきやすいといえます。

どうやっても、根元と毛先は同じダメージレベルにはならない。

毛先にデジタルパーマをかける時点で、どんなに上手い人がかけても、多少なり傷みます。
中間処理や後処理のトリートメントをすることで、やった直後の手触りは向上しますが、
それが剥がれた時にはダメージは露出してきます。
根元より毛先は傷んでいるという状態は避けられません。

自分のスタイルを持つということ。

僕はワンカール以上の巻き髪系のストカールは作りません。

強い薬は使わないので、少し曲がればいいなら、という理解をいただいたお客様にしかやりません。

巻く部分が多ければ多いほど、リスクは高まるのと、強いカールにすると、
そこまでがストレートなのに、急に巻き髪になっている。
みたいな不自然なスタイルになる事があるからです。

しかも強めに巻く、ふわふわ巻き髪スタイルなら、コテで巻いた方がキレイです。

だったらやり方をレクチャーして、巻いてもらった方がいい。

自分でスタイリングできるかどうか。それが全て。

基本的にワンカールなどのストカールをかけた場合でも、僕は軽くブローしていただく事をオススメしています。
ツヤとまとまりが出る、くるくるドライヤーで誰でもできる簡単スタイリングです。
そこをレクチャーしておけば、家でも確実に再現でき、サロンとのギャップを感じず、結果満足度に繋がります。

ということで、軽くブローした最終的な仕上がりがこちらです。

きれいにかかりましたね^ ^

ということで、軽くブローでワンカールレイヤースタイルでした♪

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ABOUTこの記事をかいた人

【縮毛矯正にデザインを】 美容師歴17年。フリーランスとして独立後5年後、表参道青山にてceeを出店。 クセ毛、直毛、多毛、傷みやすい髪など、 髪に悩みのある方に特に支持を頂いています。 ショートヘアのカットもおまかせください。