縮毛矯正したら、髪はこうなる。
縮毛矯正すると髪は、熱でタンパク質の質が変わります。
コルテックスと呼ばれる部分が凝集することで、ヘアカラーの色の入り方が変わります。
縮毛矯正した髪へのカラーの染まりかた。
- トーンアップしにくくなる。
- 寒色系が暗めに仕上がりやすい。
- 多少赤みが出やすくなる。
このような傾向があります。なので、特に明るめのアッシュやグレージュが表現しにくくなります。
縮毛矯正した髪へのヘアカラーの染め方
美容師さんが気をつけるべきポイントは、既に矯正がかかっている部分はトーンアップしずらく、根本の伸びている部分は、根本部分というのもダブルパンチなのでトーンアップしやすいです。
オキシを4%にすると根本がキンキンに飛びにくいのでオススメです。
特に難しいオーダー。
矯正毛に明るい寒色系の白髪染めは非常に難しくなります。
そもそも明るいアッシュはベースをかなり明るくしないといけないことと、白髪をカバーするにはどうしてもブラウン系の染料が必要になってきます。
その両立が難しいことをカウンセリングにてお伝えし、無難にブラウンくらいでダメージの少ない施術をおすすめするか、
どうしてもやりたい場合は、もはや軽ーくブリーチでトーンアップして白髪を完全にカバーしない方向で、後日酸性ストレートする。
その方がお客様のご希望に添える可能性は高くなります。
その場合、ムラシャンやカラートリートメントとの併用がおすすめです。