売れてますね〜、、
”ボタニスト。”
ちなみにボタニストってどんなシャンプーって聞かれたら、一言でいうと、
僕は”超しっとり系“と言います。
何人か使ってるかたとお会いしましたが、
すこぶるしっとりとしています。
根元の方がオイリーな感じがしたり、
1〜2回シャンプーしたくらいでは落ちないような質感のかたもいました。
ボタニストシャンプーで髪がベタベタになる理由
オーガニック(有機栽培)でもなく、ケミカルでもない。
そんな新たな位置づけで大ヒットしたボタニストシャンプーですが、中身はケミカルシャンプーです。
*決して悪く言ってるわけではありませんし、個人の感想です。
どうやら聞いてみると、トリートメントを根本のほうに付けないようにしてもそうなるのだとか。
どうしてそうなるのか。まずは少しだけシャンプーそのものについてのお話から、、。
1,ほとんどのシャンプーには何かしらのコンディショニング成分が入っている。
シャンプーは洗浄成分だけでつくるとキシみます。
するとダメージの原因にもなり、使用感もストレスフルなので、なにかしらの感触向上成分が入っています。
それがシリコーンであったりなんらかのオイルであったり、科学的成分であったり。
シリコーンは安価で安全なオイルなのですが、配合量が多かったり何かと組合わさることでベットリしたりして、今では悪者扱いなので、
それが植物性のオイルなど別のものを使用しているものが最近は多いです。
ノンシリコンの正体はそれですが、自然や天然のモノだからというだけで、みんなに良いなんてことはありません。
一人ひとり肌も髪も違うのだから。
石油系が悪いのではなく、石油系が合わない人には悪い。
植物系がいいのではなく、植物系のモノが合う人には良い。
それだけです。
要は、シャンプーした直後でしっとりしすぎていたら、そのコンディショニングのための何らかの油や成分が、髪に残留しやすいものだったり、量が多かったりして、べたついているワケです。
ボタニストもそういうことだと思います。
ちなみにシリコーンについて詳しく知りたい方は、信越シリコーンHPをご覧ください。
シリコーンがどれだけ優秀なものかが分かります。
美容液や化粧品にもシリコーンは入っています。
分子量が大体2000〜数万の高分子の物質なので肌に入り込むこともありません。
2,成分表示、シャンプー解析だけではあてにならない。
ボタニカルに限らずシャンプーをネットで検索してみると、成分表をみて判断しているサイトをよく見かけますが、
あれはまったくあてになりません。
何が入っているかは参考になります。
しかし配合量に関しては、多いものから順番に、さらに1%以下は順番はなんでも良いことになっていますので、
参照:医薬審発第163号
どんな割合で入っているかなど分かりません。
何のためにその成分を入れているのかの判断はつくかもしれませんが、成分表を見ただけでは優劣はつけられません。
界面活性剤はだいたい2〜3種類くらい入っていますが、その量のバランスで全く違うものになるからです。
ということでヘアケア剤や化粧品は、現場の声を集めたり、実際使ってみた使用感が何より大事。
ボタニストの話に戻りますが、自分の好きな質感じゃないからお客様にはあまりオススメしなかったんですが、、
3,ボタニストに限らず、ヘアケアも化粧品も、合う人には合う。
先日いらしたお客様で、(お、髪質きれいになったな)と思ったかたに、シャンプー変えました?って聞いたらボタニストでした。
そのかたの髪質は、大きくうねるクセと、カラー、ストレートによるダメージがあり広がる髪でしたが、ご来店の時点でつやつやして落ち着いていました。
そのお客様もとても気に入っておりました。
結果的に、自分自身これはダメって決めつけずに、1つの価値観に縛られないようにしようと思いました。
実際売れてるんだから、ファンも多いでしょうし。
さて、もし使ってみたいかた。
ボタニストにはモイスト(サラサラ)とスムース(しっとり)があるようですが、そのお客様がどちらを使用していたかは分かりませんがどちらにしろ、
もし使われるようなら、モイストから試したほうが良いと思います。基本的にどちらもしっとり寄りなはずです。
まとめ
どんなシャンプーを試すときも、いきなり大きいのから試さずに、小さいのをまずは1つ。人がいいというもの、口コミがいいものが自分に合うとは限りません。
いろいろ自分で試して、後は信頼できるプロに尋ねてみてください。
*当サイトは、最終的にシャンプーや商品を売りつけられるサイトではありません。笑
お客様に正しい知識を付けていただくことを目的に、最終的にはそれを手段として自分の勉強にもすることが目的です。
知識が欲しい方は、リンクを進んでください。
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