最近、季節柄なのか、スコールみたいなのが多いですよね。そんな時あるお客様が、こうおっしゃいました。
「ゲリラ豪雨っていう言葉は私は好きじゃないんですよ」
「言葉として綺麗じゃないから」
そんな風にいちいち感じる自分は、生き辛いとおっしゃっていましたが、
当たり前にみんなが使っている言葉に対して、
俯瞰してそう感じられるのは素敵な事だなと思いました。
じゃあなんて呼ぶかというお話になり、それはそれで難しく、
“突然の豪雨”
で落とし所はつきました。
ところで僕は、暇あれば、何かを常に考えてぼーっとしているタイプです。
例えば何かを思い出して、人から聞かれた時にその意味を分かりやすく答えるにはなんて答えるかな?って考えるのが好きです。
それこそ言葉のニュアンスっていうものを考えるのが好きで、今日は、”きれいごと”ってなんだろうと。
綺麗事って絶妙なニュアンスがありますよね。
ちょっと皮肉めいた表現。
似ている言葉は、うーん、少し違うけど”理想”ですかね?
つけ加えると、理想を人に語る時に、現実味がかけた、偽善と気持ち悪さみたいなモノが感じられる状態。
自分の立場(体裁)を守るだけのうわべを並べたものが綺麗事、みたいな。
温度でいうと、28度くらいのぬるさ。
でも、自分の心の中では、大事にしたい部分だったりもするんでしょうね。
そんな言葉の細かいニュアンスが、5文字で表せると思うと、なんか面白くありませんか?
ちなみにきれいごとばかりで行動が伴わない人は、僕は嫌いですが、以前誰かが言っていた言葉で共感したことがあるので、今日は記しておきます。
「きれいごとで勝ち残れるほど、間違いなく世の中は甘くない。しかし、きれいごとの一つも言えない奴に人はついてこない」