最近、家の近所にイケてるコインランドリーができた。
雨が多かった本年にはとても助かり、毛布や大きいモノを中心に利用した。
どうやらドイツから日本に進出してきたらしい。
ドイツから来たコインランドリーが凄いのかどうかという質問をもしされたら、全く分からない。
ただ、新しくオシャレであり雰囲気がいいので、従来のチープなコインランドリーのイメージを見事に刷新し、いろんな人が利用している。
天気の悪い11月の朝。
出勤前にたまった洗濯物を洗濯して乾燥機を使いに出かけた。
すると、明らかに本日初参加の女性がいた。
表情に縦ジワが一つもない感じの、見るからに優しい50代のお母さん。
おそらく味付けは塩分ひかえめだ。
僕は基本的に知らない人に話しかけられやすい性質を持っている。
この時もやはり、
「これをまず押すんですか?」
…いろいろと尋ねられた。
僕はボタンの順序や目安時間、時間がきてしばらく出してないと勝手に外に出される暗黙のルールなど、持てる知識の全て(1分で習得可能)をお母さんに叩き込んだ。
お母さんは、とても感謝したようで、
優しくそして丁寧に、僕にお礼を言った。
良いことをした僕はとても嬉しくなった。
そんなとき、ふとお母さんが持っていたエコバッグを見ると
全面に大きくこう書いてあった、、、。
Recycle
or
Die
壮絶な覚悟ですね、、、、。
詳しく尋ねると、娘さんのを勝手に持ってきたとのことでした。