髪密度が減り、重さがなくなり広がる
ヘアカラー、ブリーチ、縮毛矯正、パーマ。
が主な原因ですが、後は加齢により、コルテックスという、髪の中の身の部分がどんどんなくなり軽くなっていきます。
すると、重さのないものは広がっていきますね、シンプルです。
こうなると、人工的に重さを加えるか、熱処理に頼らざるをえません。
カットですきすぎると広がる理由
髪は短くなると立ちやすくなるのと、うねりなど癖が出やすくなります。そして短い部分が重なり力を持つとその部分がふくらみます。
だからもし量を減らすなら、表面を除き、中間くらいから少しずつ均等に減らすか、もしくは大胆に穴をあけるように減らすかどちらかです。
すき率の高いはさみ(一度に多く量を減らせるはさみ)で根本一箇所で量を減らそうとすると伸びた時に広がります。
一番早い改善策は正しいブローを覚える。
髪は熱で形状を簡単に変化させます。ブラシかアイロン、くるくるドライヤーで形を作りましょう。
ヘナやセラックで髪密度アップトリートメント。
トリートメントにも、髪密度を上げるものがあります。
髪の中で分子同士が絡まり留まってくれるものです。
色々とありますが、ずっと持続するわけではないのですが、短期間でも広がりを抑えることは可能です。
たとえばヘナは持続力もそれなりにあり、髪がしっかりして、重みも出るので広がりもある程度解消されます。
続けるほど定着率はアップしますので、3回位すると効果的です。
しかし、ヘナですので、薄めても、色味が多少なりとも付きます。
ハイトーンの方で、オレンジ味を全く出したくない方には使用できません。
8レベル以下くらいの仕上がりでよろしければオレンジ味は抑えて表現できますのでかなり有効です。
ただ、ヘナは独特の草臭があるのと、使用後きしむのがデメリット。
きしむのは疎水性のトリートメントの特徴です。
セラックという成分も同じ効果がありますが、持続性はヘナの方があるように感じます。
全部は選べないので、バランスを大事に。
縮毛矯正していて、髪はハイトーンで、キレイな艶髪。
というのは実現できません。
タレントさんなどや、まわりの方などでも、すごくキレイな髪のかたはいらっしゃいますよね。
例えばGENKINGさんはハイトーンなのに凄くキレイな髪をしていますね。
おそらく、一度ブリーチでしっかり色を抜き、それ以外は傷ませないよう他の施術はせず、エクステの付け替えとトリートメントしかせずに、日々のスタイリングも最小限の熱処理にしているのでしょう。
ホームケアにこだわり、正しいケアをすることはもちろんのこと、それ以上に可能な範囲で減点させないことが一番大事なことになります。