街で見かける後ろ姿。
(あの人髪キレイだな、、、、)
(どういうケアをしているのだろう、、、)
こんな想いが浮かぶときがありますよね。
お肌が綺麗な方でもそうなんですが、
そういう方に”秘訣”を尋ねると、
「何もしてないよ」
と返ってくることが多いですよね。
これは、、、、ある意味真理です。
負担をかければかけるほど傷むのが髪ですからね。
そこで、どうやって負担を減らしていきながらオシャレを楽しむのかを、解説していきます。
1,ヘアカラーはリタッチ最強説。
特に綺麗な状態でロングヘアまで伸ばしていくのであれば、
毛先を染める回数は少ないほうが良いです。
髪は1ヶ月で1センチ伸びますが、ロングヘアに到達するなら40センチ以上は髪の長さが入ります。
2ヶ月に一回染め続けたら毛先の先の部分は20回くらいカラーしていることになります。
2回に一度リタッチを挟めば10回に減らせます。
この差は大きいですね。
2,色味を変える場合は、せめて傷みにくいヘアカラーを使ってもらう。
トーンアップは基本的に傷みます。
トーンダウンはお薬によってはダメージを減らすことが出来ます。
- イルミナカラー
今流行りの銅イオンを封鎖しながら染める、傷みにくいカラーです。
透明感と発色の鮮やかさが特徴。
通常のカラーより、千、二千円ほど料金が上がるのが相場。
(追記 メーカーはそう言ってますが、体感としては普通にダメージの起こるカラー剤です。ご注意を) - 低アルカリカラー
アルカリ濃度が弱いので傷みにくいですが、少し発色は弱いことが多いです。 - ヘナによるトーンダウン
色味の幅は極狭ですが、唯一ダメージ0で、トーンダウンのみ出来ます。
しかし青みを選択すると長期間残留し、トーンアップしたくなった時に困難になる場合があります。
3,パーマは急にはかからない。
著しくダメージしている髪に、パーマはかかりません。
もし、過去の施術で毛先などダメージしているのであれば、
しばらくダメージをさせない施術で毛先を切りつつ伸ばし、
かけれる状態になったらかける。
という長いスパンが必要です。
魔法のパーマは存在しません。
4,縮毛矯正は新しく生えてきている部分のみ。
これまたリタッチ発想です。
5,枝毛は切らなきゃ治らないし、悪化する。
髪が、さけるチーズのようになった状態が枝毛です。
その部分は切らなければ、、?
そう、さらにさけていきますね。
枯れた葉っぱと同じでもう再生はしませんので、摘み取りましょう。
6,切れ味の悪いハサミで切る美容師と別れを告げる。
特にセニング(スキバサミのこと)は、本当に良いはさみで、上手な人が研いだものを使わなければ、
枝毛製造機になります。
カットしてもらった後の毛先をみて、枝毛があるようなら、サヨナラを告げましょう。
7,余計なものは付けない。
髪も肌も植物と同じです。
茎や葉っぱに栄養を与えるよりも、まずは根っこにしっかり栄養を届けることが一番大切です。
外から何かを付けることよりも、食や生活習慣が基本になり、そこからのプラスアルファ発想でいきましょう。
まとめ
以上のように、ダメージ要因をマイナスしていく発想がヘアケアに大事な要素になります。
ハイトーンの髪や、常にカラーチェンジを行いたい方、その他でも、常に髪に変化をつけていきたい方ほど、
こういった保守的な提案は向いていないかもしれません。
特に大学生の方や、ファッション関係の方は頻繁にヘアカラーを変えたいと思いますので、違った提案になったりします。
デザインを再優先にするのか、質感か。
なりたい要望を汲んでくれて、
長いスパンでの展開を考えてくれて、必要最低限の範囲でイメージチェンジを提案してくれる美容師さんを探しましょう。