1962〜1971年。
vogueの編集長だった、
ダイアナ・ブリーランドさん。
もはやファッションを創るとかではなく、
ファッションそのものだという。
出典:http://legacy.dianavreeland.com
の有難きお言葉を拝借。
「何事も習慣なんですね。
エネルギーを出す習慣を付けてると、エネルギーは出続けるし、愛だってそうです。
エネルギーや愛などはいい習慣。
刺激を受け続ける習慣も、いい習慣ね。
エネルギーが次々に自動的にエネルギーを作っていくのよ。
こういう習慣があれば、何事に関しても本当に興奮できるようなことが、いつも豊富にあるようになるわね。
まず女の子たちがしなければいけないのは、
自分の肉体のあらゆる部分がとても健康だというのが、いまはとっても大事なのよ。
土台がしっかりしてないと、どんなに飾ったって素晴らしくは見えない。
お化粧でごまかすという手は、もうダメなのよ。
でもナチュラルルックなんて、もうたくさん。
人工的に美しく創り上げられたものが、私は大好き。
自然のままなんていったいなんの意味があるのかしら。
ナチュラルルックには、色どりがなさすぎるのよ。白人は自然のままではまったくさえないわね。
色んな血が混ざっていて、そのせいで肌にも色んな差があるのよ。
だから、美しい状態を目指して作り出していく必要があるの。
顔、髪、ボディから取り掛かるべきよ。
このベーシックがきちんとするまでは、服のことなんか忘れてなさい。服は第二義的なものね。
服は飾りだから、それを着せかけるベーシックとなる体が、何よりも大事。自分のベーシック、つまり髪や目や体力、歩き方、全てを
自分にできる最高の状態に仕上げて、自分を完全につかむことが第一。
男も同じよ。」
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僕も人をつくりあげるのは習慣でしかないと思っています。
時間の使い方も、顔つきも体格も人格でさえも、思考や行動の積み重ね。
その期間が長いほど、強い習慣になって、その人そのものになりますね。
そして
こんなレジェンドな方に服は第二義的だと言っていただけるならば、
そのベースを整える僕ら美容の仕事は、
本当に価値のある事だ。
「一回着るごとにいくらかかっているか。”
人間が服を着る状況を分析していくと、6つの状況に絞り込まれます。
寝るとき、仕事をするとき、カジュアルなプレイ、エレガントなプレイ、スポーツ、社交上の義務を果たすとき。
私はさらに3つまで削りこみました。
エレガントなプレイと社交上の義務をひとつにし、
スポーツと仕事とカジュアルなプレイをひとつに、
そして寝る時。」
インゲボルグ・デイ
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長く、多く。
回数を使える物は、高くても一回あたりのコストが安い。
ファッション関係なく何であれ、
そんな視点があると、いいお買い物が出来そうですね。
「スタイルとは、言葉を使わずに自分が何者かを伝える方法」
レイチェル・ゾー (スタイリスト)
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服でもヘアでもメイクでも、
仕草でも立ち振る舞いでも。
それは、視覚だけで相手に、
自分はこういう人間ですと伝える手段ですね。
(最後のはこの本からではありません)