前髪を自分で切ることについて、お客様と美容師の視点の違い。

背景

凄く久しぶりに、新しい記事を書きます。
なんでも、間が空くと少し緊張するんですよね。

ふと思った事をいつもブログで書いていたのですが、
今日は前髪カットについて。

僕らはお客様が自分で前髪を切ったことに気づきます。
ただそれは、ガタガタだから、とかではありません。

前髪のあるお客様の8割は、
「眉毛が出ないくらい」
で前髪を切ります。
すると、1ヶ月1センチちょい伸びるので、目にかかるまでは1ヶ月ももたない。

大体来店周期が60日に一度が平均なので、
30日を超えたら毎日コテで巻いて過ごすか、前髪を切りに行くか、自分で切るか、になります。

お店に来ていただけなかった場合は、自分で切ったというのがほとんどなので、美容師はすぐ気づきます。

そして以前は何気なく、
「前髪切りました?」
と聞いてました。
(こちらから聞かなくても)照れながらなのか、少し後ろめたさを醸し出しながら、

「ごめんなさい、切りました」

と言われます。

この絡みを幾度となく重ねてきて、申し訳なさそうにする姿を見て、

別に謝る事でもないのにな、そう思ってました。

これをある女性のお客様に話すと、
このごめんなさいは、
(あなたの作品に手を入れてごめんなさい)
だと教えてもらいました。

せっかくバランスを考えて綺麗に切ってもらったのに、素人が壊してごめん、だと。

もちろん人それぞれだとは思いますが、
恥ずかしながら僕はそんな気持ちだとは全く気付かなかったんですね。

遠くから通っていただけるかたも多くその場合はなかなか前髪だけでくるのも難しい所。
そこは重々承知です。

なので個人的には、我慢せずに前髪をセルフカットしてもかまいません。
ただあまり切りすぎないように、、。
切りすぎなければ直せます。

もし切りたくなったらもちろん前髪だけでも喜んで切らせていただきます。

その場合はLINE@より直接ご連絡ください。

以上、前髪カットの営業でした。

ABOUTこの記事をかいた人

【縮毛矯正にデザインを】 美容師歴17年。フリーランスとして独立後5年後、表参道青山にてceeを出店。 クセ毛、直毛、多毛、傷みやすい髪など、 髪に悩みのある方に特に支持を頂いています。 ショートヘアのカットもおまかせください。