黒でやる場合と、逆の色味で引き立たせる場合があります。
ハイライトもローライトも、3レベル差が必要
例えばベースの色味が8レベル(一番一般的なブラウンヘア)だとすると、
ハイライトは11。ローライトは5レベルくらいにして差を付けないと際立ちません。
入れる太さにもよりますが、私は大体4レベル差くらいつける事が多いです。
8レベルの4レベル差となると、もう自毛と同じレベルの明るさです。色味の表現は黒以外難しくなってきます。
5,6くらいになると、ほんのり色味を表現できます。
そして、黒じゃなくてもローライトを際立たせる技は、、
ベースと逆の色味で色相対比を利用する。
色相対比とは?
隣り合う色味が、異なる性質を持っているほど、お互いの色みを強くみせる効果です。
例えば、この表で、対角線上にある色味は、一番対比効果の強い色といえます。
例えば、少し黄色味のあるブラウンヘアに対して、ラベンダー色のローライトを入れると、3レベル差や、2レベル差くらいでも、際だたせることができます。
このように、色味を何にするかでも、ローライトやハイライトの効果を際立たせることができます。
真っ黒なローライトを入れてしまうと、後々変えたくなった時に大変になってしまうので、
このようなテクニックを使うと、2ヶ月位で色も抜けてくれるので、次回のカラーが楽になる場合もあります。