縮毛矯正毛にカラーをするときに知っておいていただきたいこと。

縮毛矯正している髪にヘアカラー

縮毛矯正したら、髪はこうなる。

縮毛矯正すると髪は、熱でタンパク質の質が変わります。
コルテックスと呼ばれる部分が凝集することで、ヘアカラーの色の入り方が変わります。

縮毛矯正した髪へのカラーの染まりかた。

  • トーンアップしにくくなる。  
  • 寒色系が暗めに仕上がりやすい。
  • 多少赤みが出やすくなる。

このような傾向があります。なので、特に明るめのアッシュやグレージュが表現しにくくなります。

縮毛矯正した髪へのヘアカラーの染め方

美容師さんが気をつけるべきポイントは、既に矯正がかかっている部分はトーンアップしずらく、根本の伸びている部分は、根本部分というのもダブルパンチなのでトーンアップしやすいです。
オキシを4%にすると根本がキンキンに飛びにくいのでオススメです。

特に難しいオーダー。

矯正毛に明るい寒色系の白髪染めは非常に難しくなります。
そもそも明るいアッシュはベースをかなり明るくしないといけないことと、白髪をカバーするにはどうしてもブラウン系の染料が必要になってきます。
その両立が難しいことをカウンセリングにてお伝えし、無難にブラウンくらいでダメージの少ない施術をおすすめするか、
どうしてもやりたい場合は、もはや軽ーくブリーチでトーンアップして白髪を完全にカバーしない方向で、後日酸性ストレートする。
その方がお客様のご希望に添える可能性は高くなります。
その場合、ムラシャンやカラートリートメントとの併用がおすすめです。

ABOUTこの記事をかいた人

【縮毛矯正にデザインを】 美容師歴17年。フリーランスとして独立後5年後、表参道青山にてceeを出店。 クセ毛、直毛、多毛、傷みやすい髪など、 髪に悩みのある方に特に支持を頂いています。 ショートヘアのカットもおまかせください。