まずはヘアカラーの仕組みを凄く簡単に説明します
- 髪を膨らませて開き、黒い髪を黒くする(アルカリ、酸素)
- 色を入れる(化学染料)
この2つを同時に行っているのが通常ヘアカラーというものです。
白髪染めとファッションカラーの違い
白髪染めというのは、この2つのパワーがどちらも強いお薬の事を指します。
黒と白の髪が混ざり合っている条件を染めるのでそうなりますね。
そして、色が強く定着しなければいけません。
染料にも種類がたくさんありますが、パラフェミレンジアミンという成分が一番定着し、それの配合量が白髪染めには多いということになります。
しかしこのジアミン色素は基本的に黒=茶褐色(ブラウン)系しか表現できませんので、白髪染めでは基本はブラウン系がメインとなってきます。
(とはいえお薬自体の仕組みは同じなので、双方を混ぜ合わせる事は全く問題ありません。明るめの白髪染めの方にはオシャレ染めに少し白髪染めのお薬を混ぜたりできます。他の色味と混ぜれば色味の幅は広がりますが、混ぜれば混ぜるほど白髪の入りは薄くなります)
まとめ
明るめカラーをオーダーする際には白髪も入れてくださいと指定していただかないと、美容師側がアプローチ(適した色味に誘導)できない可能性もあります。ヘアカラーは、明るくなればなるほど、そしてブラウン系から離れるほど、白髪に入る染料の量が必然的に少なくなりますので白髪は完全にはカバーできなくなります。
中の方に少しあるかたや、普段から抜いているかたは、カラーに入る前に美容師側が気づけないこともあります。
「白髪が気になっている」
その一言をお伝えいただけるだけでその後の施術がスムーズになる場合もございます。
皆、20代後半から少しずつ増えてくるのが一般的ですので、お気軽にご相談ください♪
黒髪ベースで、全体に筋状に少しだけ明るめの色を入れて、白髪とのコントラストを減らしながらプリンも防ぐカラーのご紹介。
[プリンが目立たないヘアカラー]美容室にマメに通えないかたへ。