100点が何もダメージを受けていない髪だとして、30点から下が深刻なダメージ毛だとします。
それでは一つ一つ見ていきましょう。
ダメージ大
脱色脱染剤(ブリーチ)
−30点 イメージ通りの強いお薬です。髪のメラニン色素やヘアカラーの染料を徹底的に抜きます。
これを施し赤みを抜くと、しっかりと鮮やかな色味が表現できます。伸ばす予定がなく、パーマやストレートのご予定がなければ、一度くらいはありかも、、?
(濃度を弱め、ダメージを抑えることもできます。)
ダメージ中
脱染剤
−15点 美容室独自のお薬です。現在市販はされていません。髪の元々のメラニン色素は抜かず、ヘアカラーの染料だけ抜きます。
黒染めクラスになると、これでは難しいですが、多少のヘアカラーの色味除去ならこちらで可能。
アルカリカラー
−10〜15点 一番多く世の中で使用されているメインのカラー剤です。
ファッションカラー、白髪染め問わずほとんどのカラー剤はこちらです。
色味の幅も広く、発色も鮮やかです。
プロユースもこちらがメインです。
市販のパルティやビゲンなどのカラー剤もこちらに属します。
プロ用、市販の一番の違いは、アルカリ剤の違いです。
市販のものは揮発せず、髪に残りやすくなっているので髪への影響は悪くなります。
ダメージ小
低アルカリカラー
−7点 こちらは市販されていません。アルカリの量が少なく、既に明るくなっている髪向けです。
メーカーによりますが、アルカリカラーに比べると、かなりダメージは少ないです。
イルミナカラー
−3〜5点 銅イオンを取り除きながらカラーするのでダメージは少ない。
実際使用してみても、ダメージはかなり少ないように感じます。
ツヤ、手触りが凄まじい。
次世代ヘアカラーです。もちろんサロンのみのヘアカラーになります。
コストが高く、ほとんどのサロンで1000円〜2000円の追加料金になります。
ダメージ極小
酸性カラー
−2点 いわゆるヘアマニキュアです。黒い髪を明るくする作用はありません。
発色はかなり鮮やかであり、ダメージもほぼ感じないレベルだと思いますが、
カラーで打ち消すことが困難なため、後々のカラーチェンジが大変な場合もあります。
ケミカルヘナ
−2点 ”パラフェニレンジアミン”という染料が使われており、しっかり白髪も染まりますが、
アレルギーをお持ちの方はお肌に合わない可能性があります。
ダメージレス
カラートリートメント
通称、塩基性カラーと呼ばれるもので、イオン結合により発色します。
色持ちは3週間ほどになります。
ナチュラルヘナ
ハナヘナに代表される100%天然のヘナです。
ダメージは起こさず、髪の補強として、トリートメントメニューとして行うサロンもあります。
サロンにより名称は変えていたりしますが、
内容はこのような感じです。
あなたがサロンで行っているのはどのメニューでしょうか、、、?