どうも、マッキーです。
さて、仕事上でも友人でも家族でも、人に期待することってリスクを伴いますよね。
期待するから、期待したとおりにならなかった時に裏切られたと感じる。
これは、相手に期待させるような事を言われた時はもちろんだけど、勝手に自分が期待してしまっていた時もありますよね。
僕は職場で、上司に腹が立つことが多かった気がします。
とある上司の話ですが、サービス業としての業務は優れていましたが、マネジメント職としてはもう少ししっかりしてほしい上司がいました。僕はその人の下で働いていて苛立ったり抗議したりしていました。
しかししばらく時間が経って振り返った時、僕は反省しました。
あの時自分は、上司というか責任職の人間は、「そのポジションの仕事が出来る、または意識が高いからそこにいる」っていう、勝手な期待をしていたんだと気づきました。
もちろん役職が付いているからって皆がそんなわけはありません。
これは、ただ自分が勝手にその人に期待し、求めていたから、裏切られた気になっていた。
突き詰めると、ただ自分は優しくなかったなと思います。
悪い部分にフォーカスするのではなくいい面に集中しろと、僕の中のリトル仏陀がささやきます。
こういうのを深く考えることっていい経験で、家族や友人はもちろん、さまざまなシーンでも同じ事は言えますよね。
勝手に期待するのはかまわないけど、それが叶わなくても、そこに約束がないのなら、特に何も思わない事。
だってそこでしんどいのって自分だから。
わざわざ相手に期待しないなんて言って相手のやる気を削ぐ必要はないですけどね。
そもそも相手に腹が立つこと自体、相手に変わってほしいっていう”願望”があるからだと思うんです。それ自体は悪くないけど、人が変わったり動いたりするときっていきなりは難しい。
アレルギーを表すときの例えと同じで、コップの水が満タンになったら溢れるっていうのと似ていると思います。
きっかけや思考が蓄積されたらある日変わりだす。
そのコップの大きさは人によって違うから、行動を起こすまでのタイミングが違う。もしかしたらコップに穴が空いているかも。
人を動かすのを諦めるわけじゃなくて、過剰に期待するのをやめるということ。そしたらたぶん、自分が楽になりますよね。