ある程度内巻きっぽくみせる事は可能ですが、大きくハネるのを修正するのは、乾かし方と、長さ設定が大事です。
こちらのボブは、ワンレングスと呼ばれる、アウトラインで長さを統一したボブです。
こちらの絵の向かって左側は、赤い部分の厚みを減らした、グラデーションボブと呼ばれるものです。
赤い部分を削ったほうが、丸みを帯びますので、柔らかく、優しい印象になりますね。
(スタイルとして、強さを出すのなら、角は残します。)
クセのない、直毛の方などは、このようなカットで、内巻きに見えるカットが有効です。
この時に、切り方としては、すきバサミで内側をすいて作るのではなく、上の長さを短くして作る事で綺麗な質感に仕上がります。
ほとんどの方は、左右非対称。
日本人の8割の方は、つむじの向きが上から見て時計回りです。
生え方が左右対称でないので、毛先の方向性も変わってきます。
特に右側が後ろに向く生え方の方が多いので、反動で前にハネる方が多いのです。
長さがロングの方は、重みでクセが出なかったりしますが、これをバッサリ鎖骨〜アゴくらいに切ると急にハネたりします。
こうなると、ストレートアイロンやコテ、くるくるドライヤーを駆使して治すのが1番早いです。
という事で、
内に入りやすいカットはありますが、
極端にハネる髪は、やはりスタイリングに依存します。