パーマがかかりにくい髪にパーマをかける方法

パーマがかかりにくい髪とは

髪の中のケラチンタンパク質が少ない人。
=猫っ毛であり、ハリのない髪ということになります。
コテで巻いてもすぐに取れる。
このような髪にカールが欲しい場合はベースとしてパーマやデジパでうねりを作り、さらにコテで巻く。
このような工程が必要になります。

次は、超撥水毛。
これは、毛が薬剤を弾き反応しずらいからです。特徴として傷みにくい髪、枝毛の出来にくい髪となります。
しかしこの場合は、薬剤パワーを強くすればいい場合が多くなります。

パーマがかかりやすい髪とは

ハリのある髪。
元々クセのある髪。
コテで巻いたら一日しっかり持つような髪。

硬い髪でくせ毛で、太すぎない髪は大体かかりやすいです。

しっかりパーマをかける方法

どうしてもかからない人、というのは200人に1人くらいはいます。
そういう人は先述のように、かかりあがりは弱く感じるでしょうが、ベースとしてかけておき、さらにコテで巻けば、コテの持ちは圧倒的に良くなります。

ただしっかりしていてかかりにくい、という人でしたら、薬剤や熱や乾燥など、工程にパワーを付加すれば大体はかかります。
基本的にはデジタルパーマやエアウェーブのほうがパーマの持ちはよくなります。

しかし薬剤のパワーを上げるなら、もともとの髪に余力があることが大事になります。
カラーなどで髪の内部のタンパク質が流出していたり、キューティクルが剥がれた状態ですと、手触りもさらに悪くなり、カールも保てない状態になります。

ヘアカラーとの兼ね合いが大事です。

どこを最優先し、どこを妥協できるのか。
そこを担当者と相談していくことが大事になってきます♪

かかりにくい、しっかりした髪の場合


まっすぐな髪で、前髪の根元が寝てしまうのが悩み。


サイドの髪の毛は短くウルフっぽくなっています。

こちらをベースに、薬剤を強くし、しっかりパーマをかけていきます。

かけあがりはこちら。


とても女性らしく仕上がりました♪

まとめ

デジタルパーマやエアウェーブが主流ですが、短い髪なら今回のような従来のパーマがあっています。

コテのほうがくっきり大きなカールが出せますが、パーマの方が脱力感のあるウェーブを出しやすくなります。

ぜひご相談ください。

ABOUTこの記事をかいた人

【縮毛矯正にデザインを】 美容師歴17年。フリーランスとして独立後5年後、表参道青山にてceeを出店。 クセ毛、直毛、多毛、傷みやすい髪など、 髪に悩みのある方に特に支持を頂いています。 ショートヘアのカットもおまかせください。