ローライトは黒染め?色はどれくらいの時期で保ちますか?

岡島
黒でやる場合と、逆の色味で引き立たせる場合があります。

ハイライトもローライトも、3レベル差が必要

例えばベースの色味が8レベル(一番一般的なブラウンヘア)だとすると、
ハイライトは11。ローライトは5レベルくらいにして差を付けないと際立ちません。
入れる太さにもよりますが、私は大体4レベル差くらいつける事が多いです。

8レベルの4レベル差となると、もう自毛と同じレベルの明るさです。色味の表現は黒以外難しくなってきます。

5,6くらいになると、ほんのり色味を表現できます。
そして、黒じゃなくてもローライトを際立たせる技は、、

ベースと逆の色味で色相対比を利用する。

色相対比とは?
隣り合う色味が、異なる性質を持っているほど、お互いの色みを強くみせる効果です。

例えば、この表で、対角線上にある色味は、一番対比効果の強い色といえます。

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例えば、少し黄色味のあるブラウンヘアに対して、ラベンダー色のローライトを入れると、3レベル差や、2レベル差くらいでも、際だたせることができます。

このように、色味を何にするかでも、ローライトやハイライトの効果を際立たせることができます。

真っ黒なローライトを入れてしまうと、後々変えたくなった時に大変になってしまうので、
このようなテクニックを使うと、2ヶ月位で色も抜けてくれるので、次回のカラーが楽になる場合もあります。

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【縮毛矯正にデザインを】 美容師歴17年。フリーランスとして独立後5年後、表参道青山にてceeを出店。 クセ毛、直毛、多毛、傷みやすい髪など、 髪に悩みのある方に特に支持を頂いています。 ショートヘアのカットもおまかせください。